初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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才能?
 引っ越し以来愛用してきた赤いやかん、中が錆びてしまったので、ちょっと前に新しいのを購入した。今度は沸騰すると笛が鳴る。
 今日、やかんの笛が鳴っても手が離せなくて、すぐに火を止めに行かなかったら、アル吉が私の前に来て一生懸命目で訴え、やかんと私を交互にじっと見た。
 毎日、この笛の音がすると私が慌てて火を止めに行くのを見ていて、自然にアル吉は、「この音がすると、お母さんは必ず同じ行動をする」と覚えたんだろう。そして今度は、音に対応した行動をしない私に、「鳴ってますけど、いいんですか?」と教えようとした。
 インターフォンの音や、携帯電話の着信音でも、同じことをするアル吉。

 ある音に対して、何度か連続して私が同じ行動を取る→その行動を取らない時に教える
 教えても、何度か連続して無視される→教えるのをやめる

 という、彼なりの判断基準があるらしい。
 この間は、家の近くに雷が落ちてすごい音がしたので、私が思わず「うわっ!」と大きな声を出して驚いたら、次から雷が鳴り出すと教えにきて、大丈夫? と側にくっついてくれるようになった。

 犬自身が「教える」気持ちを持っているし、必要な(教えるべき)音を判断しているんだから、後は教える方法(前足でタッチとか、鼻でつつくとか)を訓練で形作ってあげれば、聴導犬になれるだろうな。
 盲導犬候補として生まれ、いろいろあって介助犬になったアル吉。パートナーを組んだ私が弱視だったから、障害物を避けたり、段差で止まったりすることも覚えた。でも、いちばん向いているのは聴導犬だったかもしれない。
 でも、アルファは訓練中、特に音に関心を示したり、教えようとしたことはないらしい。何の疑いもなく介助犬候補になった。

 聴導犬になれなかったのは、ちょっともったいないけど、介助犬になってくれて、うちの子になってくれて、ほんとにありがとう、アル吉。
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