初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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福と運

 毎週末のお楽しみ、某駅のツバメ一家。あと2日もすれば巣立ちだ。
 ひなたちはもう、「ひな」じゃなく立派な「子ツバメ」になり、凛々しい顔して並んでいる。

[写真]巣の中の子ツバメたち。

 …ん?
 確か、先週は4羽だったはず。
 いちばん小さい子ツバメ(写真左端)は、末吉くんか、それとも、先週は見えなかったけど、もう1羽末吉よりもっと小さいひながいたのか?
 とにかく今週は、ちょっと小さい1羽を含め、5羽の子ツバメが並んでいた。
 大きくなった子ツバメたちがひしめき合って、小さな巣はぎゅうぎゅう。巣の壁を少しずつ壊しながら、無理やり居住スペースを確保しているワイルドな子ツバメたちだった。
 大きな子達は、羽ばたきの練習をして巣立ちに備えている。いちばん小さい子はもうちょっと時間が必要かな。

[写真]羽ばたく練習をする子ツバメ。[写真]ますます羽ばたく練習をする子ツバメ。

 みんな無事に巣立ちできますように。
 そして、無事に越冬地まで渡りができますように。
 どの子もかわいい。親ツバメもかわいい。

[写真]ツバメの巣とツバうんキャッチャー。

 ところで、ツバメの巣の下には、ツバメのうんこ、略してツバうんを受け止める「ツバうんキャッチャー」(勝手に命名)が設置されているけど、何をどう利用したのか、上側一面にとげとげがある。もしも子ツバメがここに落ちてしまったら、怪我をするかもしれない。
 駅員さんに、あのとげとげを何とかできないかと聞いてみた。
 すると。

「あそこにカラスが乗って、ツバメの巣を襲うんです。だから、カラスが乗れないようにああしてあるんですよ。
 駅なので、カラス避けの仕掛けをあまり大きく作るわけに行かなくて、最小で最大の効果をあげるやり方を考えたのが、あのとげとげなんです」

 なるほど!

 ツバメの巣は、天井すれすれに作られている。カラスは翼が天井に当たるので、巣に近づけない。あの場所を選んだのは、ツバメの知恵。
 ツバうんが人を直撃しないようにしつつ、カラスの襲撃も避ける、とげとげ付きのツバうんキャッチャーは、人間の知恵。
 ツバメが身を守る知恵をしっかり持っていることも、人間がツバメのために知恵を絞っていることも、素敵だね。

[写真]口を開けて親を迎える子ツバメたち。

 ツバメは「福の鳥」。ツバメが巣をかけた家は栄え、店なら繁盛すると言われている。
 ツバメが天敵から身を守るために、人通りの多い場所を選んで巣を作るからそうなるんだと思うけど、ツバメを気遣ってあげるこの駅員さん達にも、ぜひとも福が来て欲しい。

[写真]5羽揃った子ツバメたち。

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