初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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Happy 4th of July!

 FBのタイムラインに「Happy 4th of July!」の文字があって思い出した。アメリカは独立記念日だ。
 13年前と12年前のその日は、アメリカにいてニッキーと過ごした。懐かしい記念日。

 せっかくアメリカにいるんだから、アメリカらしいお祝いを楽しもうと思っていたけど、まだ基礎訓練中だった1999年は、こう言われた。
「ニッキーは今年初めて独立記念日の花火を経験するから、どういう反応をするか分からない。だから、ユキも一緒に、家にいた方がいいと思う」
 何事にも他の犬よりオーバーに反応するニッキーを心配してくれたインストラクターの助言。でも、意外にも(?)ニッキーは花火の音を気にせず熟睡していた。

 2000年の時は、仮免をもらってそれなりに介助犬らしくなっていたニッキーに、星条旗柄のリーシュをつけ、私も星条旗のTシャツを着て出かけた。
 日本人と日本の犬である私とニッキーは、日本では夢が叶えられず、アメリカに来るしかなかった。そして、アメリカで私たちを受け容れてくれた人たちのお陰で、その夢は実現しようとしていた。

 外国人の私と、エナジーレベルの高い犬だったニッキーを受け入れるかどうか、訓練所の人たちも迷ったらしい。「成功するかどうかは分からない。でも、チャンスは与えよう」といういかにもアメリカらしい理由で、ドアは開かれた。
 車椅子でどこにでも行ける。訓練犬のニッキーも一緒に、移送サービスのバンに乗れる、訓練が進めばバスにも飛行機にも乗れる。そんなアメリカならではのバリアフリーな環境にも助けられた。
 私とニッキーはそんなアメリカが好きだったし、与えられたチャンスと環境に感謝していた。だからその日、日本人と日本の犬は、星条旗を身につけて、アメリカ人と一緒になって独立記念日を祝った。

[写真]ツーソンにて、ニッキーと。

[写真]ツーソンにて、ニッキーと。

 写真は、4th of July当日じゃないけど、星条旗シャツを着て、なぜかバス停で撮っているもの。確か、ニッキーを撮影していたら、知らないおじさんが「撮ってあげよう」とシャッターを押してくれた。田舎町ツーソンは、そんな親切な人が多かった。

 アメリカでチャンスと環境に恵まれ、優しい人たちに助けられ、相棒ニッキーと共に、日本では感じたことのなかった自立を感じたことも思い出す、Independence Day。

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