初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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共同作業

 今朝は久しぶりにニッキーが夢に出てきてくれて、ちょっと幸せな気分で目覚めたけど…。

 朝から携帯電話がベッドの横に落ち、壁に当たって、ベッドの下の真ん中あたりまで滑っていってしまった。手も棒も届かず、マットレスの下の板を少し持ち上げて取ることにした。通販の安い組み立てベッドだからこそ出来るワザ。
 布団とマットレスを全部動かして、板を持ち上げるのは、そりゃ大変だった。自分もベッドの端に座り、片手は身体を支えて、お尻をずらしながら、残る片手で少しずつの作業。無事、板を半分持ち上げるまでに、30分以上。

 片手は自分の体を支え、片手で板を支えたら、当然携帯電話は拾えない。アルファに頼んだ。
 アルは、前例のない指示にとまどいもせず、でかい身体を上手に屈めて、板の隙間からベッドの枠組みの中にひょいと入り、携帯電話をくわえて、ひょいと戻ってきた。
 こういう時、以心伝心で思い通りに動いてくれる犬が、確かに自分の手足だと思える。言葉の指示では伝わらない微妙な部分も、犬にはちゃんと伝わっている。

 黙っていても私に携帯電話を押し付けるように渡して、いつも以上にしっぽを振るアルファ。私の「グッド!」もいつも以上にテンション高い。
 障害を持つ人なら分かるだろう、誰かの助けを待たずに自分でできた時の嬉しさ。訓練競技やドッグスポーツをやっている人なら分かるだろう、犬との共同作業が成功した時の嬉しさ。そのふたつを同時に感じる、ささやかな喜びの瞬間。

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