初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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友達のこと

 この間の某有名ホールでのイベントは、大学時代の友人の追悼イベントだった。

 昨年亡くなった鈴木信夫くん、あだ名は「でゅらりん」(デュラン・デュランが好きだと言ったら命名された)、職業は「詩人」。
http://home.catv.ne.jp/dd/nobuo/
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103140067/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000022-kana-l14

 余命宣告される気持ちは、私には分からない。
 サークルの仲間として一緒にばかなこともやりつつ、彼はきっちり先を見て生きていたという印象がある。
 身体が動かなくても仕事ができるように、できれば在宅で働けるように、とプログラミングを学んで(今ほどメジャーな職業ではなかった)、希望通りプログラマとして在宅で仕事をした。その後詩作を始めて、本を出したり、歌詞を書いたり。

 いつも「これから何をするか、どうすべきか」を考えていたんだろうな。
 身体が動かないなら、それでも仕事ができる技術を。
 就労ができなくなっても、人の中にずっと残る仕事を。

 余命宣告を受けた人が、「未来」を見据えている。

 でゅらりんの母、略してでゅらははが言う。
「相田みつをだって、金子みすゞだって、有名になったのは亡くなってからよ」
 別に、息子を有名にしようとか、来年は鈴木信夫カレンダーを作るとかいう意味じゃなく、詩というものが長く残り、時には世の中が変わったときに評価される、そんなものだと言いたかったんだろう。
 そういう仕事を選び、願いどおりたくさんの詩作を残して、友は逝った。

[写真]2004年、友人たちと。
 写真は、2004年に集まったときのもの。呼吸器をつけているのがでゅらりんこと鈴木くん、後ろに立っているのがでゅらはは。ニッキーも一緒だったけどMくんの後ろに寝ていて写ってない。

 イベントが終わって、久しぶりに学生時代の友人たちと話した。追悼イベントに集まったメンバーと、偶然同じ場所で別のホールのクラシックコンサートを聴きにきていた先輩が合流。
 未だにふらふらしているのは私ぐらいで、みんなそれぞれしっかり生きてるので、自己嫌悪の嵐だ。でも、友人たちの近況を聞いて、「他人がどう思うか」なんてことを気にする必要はないな、と思わされたりした。

 私の原点、というより人生の転機第1回の、大学時代に想いをめぐらす。
 友達に恵まれたことに感謝。

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