初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
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買い物中の会話
 しばらく行かなかったお店に、買い物に行く。当然ニッキーも同行した。久しぶりだから店員さん達も「あ、かわいい!」と反応してくれて、ニッキーさん、満足げ。
 風邪薬やジュースやその他もろもろを探してうろうろしていると、女性の店員さんが「おいくつですか?」と尋ねてきた。「10歳です」と答えると、「あら、若いのに」どうやら「若く見えるのにもう10歳なのね」という意味のようだけど、何だかおかしかった。
「それだけ大きな犬だと、10歳はかなりの年齢でしょう」と別の店員さんも会話に加わる。「そうですね。いずれ引退して、うちでのんびりしてもらいますよ」と答えると、さっきの店員さんが「引退したら手放すのかと思っていました」と言う。ニッキーがもともと私の犬で、引退後は主に実家で過ごしてもらうつもりだと簡単に話す。
 店員さんは最後に、私に許可を取ってからニッキーをゆっくり撫で、「幸せだね、かわいがってもらっているんだね」と話しかけていた。

 仕事中の介助犬に触ってはいけないとか、そういう知識はかなり浸透してきた。でも「過酷な仕事で犬が短命になる」とか「仕事が出来なくなった老犬は『捨てられて』しまう」という誤解も同時に浸透している。
 よくも悪くも、仕事を私との遊びだと思っているかのようにへらへら働くニッキー。お店でも、バスの中でも、病院の待合室でも、用もないのに私を見上げて、しっぽをぱたぱた振るニッキー。
 そんなニッキーはきっと、介助犬は優秀なスーパードッグだというイメージを壊してしまうだろうけれど、代わりに時々「幸せそうですね」とか「嬉しそうにしていますね」なんて言われる。悲しい誤解もちゃんと壊しているようだ。
 久しぶりのお店で、商品をかごに入れたりする仕事をいくつかしたので褒められ、店員さんにも撫でてもらえて、ニッキーはご機嫌。私もまた、店員さんがニッキーに「幸せだね」と言った言葉がとても嬉しかった。
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