初代介助犬ニッキーと2代目介助犬アルファとの、ささやかにしあわせな日々。
タンゴ20歳
 正確な誕生日はわからないけど、実家の長老猫タンゴさんは、1989年の4月生まれ。
 20歳おめでとう!
 私の学生時代から、まだまだ元気でいてくれてありがとう!

 タンゴは確か、6、7歳の時に尿に結晶が出て、フードを療養食に変えた。それが結果的によかったのか、それともただ丈夫な子だったのか、我が家では初めて20歳の大台に乗った。
 完全室内猫になった今も、リードつきの散歩で近所の見回りをする元気なジイサン。礼儀を知らない若造猫にガンを飛ばされると、今でも受けて立つ。多分、味方になる人間がリードの先にいることを充分意識して。
 たまーに実家で会っても特に喜んではくれないけど、そんなことは気にしないから、どこまでもがっつり長生きしてください。

 同じく真っ黒なニッキー、君も先輩と一緒に長生きしてね。
| 猫たちと… | - | - |
さよなら、ちょび
[写真]2006年撮影、ちょびさん。

 我が家の女帝ちょびさま、虹の橋へ向かった。

 動物と暮らしている人たちは知っている人が多いけど一応説明すると、「虹の橋」は作者不明の美しい詩で、死後動物たちが飼い主を「虹の橋」で待っていて、再会すると一緒に天国へ渡っていく、というもの。
 つまり、愛猫ちょびは4月22日、17歳で亡くなった。

 高齢に加えて、脊髄損傷、腎臓の障害、そして晩年はさらにあちこちの不調もあったけれど、最後まで(具合が悪くなってからはほんの少々の介助を受けて)自分の食べたいものを食べ、自分で行きたいところに歩いていた。
 最後は私の母が見守る前で少し水を飲み、ふっと身体を伸ばしてあっという間に逝った。一声「にゃあ」と鳴いて。

 プライド高い彼女は、苦しむ姿を見せたくなかったんだろうな、と思う。
 といって、誰も見ていないところで逝くのも嫌だったんだろう。
 母の帰りを待って、目を開けてじっと見つめて訴え、見守られながら逝った。母はちょびの最後の声が「ありがとう」だった、そう聞こえたと言う。

 後ちょっと生きられたと思うけれど、ちょびが自分の思い通りにトイレや食事をするのは、この日が限界だった。そしていろんな事情で、この時間でなければ、見守られて逝くことはできなかった。
 ちょびは自分でこの時を選んで、自分の意思で旅立ったような気がする。

 先日、古くからの友達犬が亡くなった時にも感じたけれど、天寿を全うした犬も猫も、自分で決めたように威厳をもって見事に去っていく。まるで、自分の役目をやり遂げたと知っているように。
 擬人化するつもりもないし、ちょびの死を美化するつもりもないけれど、そう思わされる旅立ちだった。敬意を持って見送ってあげたい。

 ちょび、17年間ありがとう。
 長い間家族でいてくれて、楽しかったよ。
 おばあちゃんとおじいちゃんの最後の時間に寄り添って、支えてくれたのもちょびだった。
 初代ニッキー、2代目アルファ、2頭の犬たちを迎えた時は、猫たちの代表として(?)しっかり攻撃…じゃなかった、指導をしてくれた。おかげで我が家の犬猫共存はずっとうまく行っている。ちょびもこの数年はニッキーを信頼して、寒い日はくっついて寝ていたね。

 ありがとう、安らかに。
 いちばんのパートナーだったおばあちゃんと、虹の橋で会えるといいね。
| 猫たちと… | - | - |
ちび猫復活
 不調だった我が家のブラックデビ子ちゃん、復活したらしい。今日は初めて、ピンクのリボンとよく鳴る鈴を着けてあげたのに、あっという間に暴れてほどいてしまった。まあ、元気なのがいちばん。

[写真]黒い子猫の首につけたピンクのリボン。

 昨日はなんだか疲れて、パソコンの画面どころか新聞の活字さえ見るのが面倒に思えていた私だけれど、久しぶりにしっかり寝たら、すっきりした感じ。心配だった猫も元気になり、いつも元気な犬もますます元気だから、私も元気にならなくちゃ。
| 猫たちと… | - | - |
拒食? 過食?
 この数日、ブラックデビルこと、ちび猫チャッピーが不調。ごはんを食べない・走り回らない・噛み付かない・下痢もひどい。
 生後5日から人工哺乳で育った子だから、母親譲りの免疫もしっかりしていないかもしれないし、下痢ばかりしていて胃腸も弱い。健康とは言いがたい子だけれど、こんなに元気がないのは初めてだ。それに、食欲がないのも拾って以来初めてのこと。暴れん坊のブラックデビルが静かなのは、胸が痛む。
 今日はいつもの獣医さんに診てもらった。ご飯を食べないのは、この間から食べさせている処方食の缶詰が嫌いなのかも? と獣医さんは、同じタイプの処方食のドライフードを出してきた。
 すると。
 ブラックデビル復活! チャッピーは獣医さんの手に噛み付く勢いで、ドライフードを完食した。「缶詰が嫌いだったみたいですね。この子は拒食どころか過食気味です」との診断。
 とりあえず、食欲不振だけは原因が分かり、ドライフードなら喜んで食べてくれることも分かって、ひとまず安心した。
 がんばれ、ブラックデビ子! 早く元気になって、存分に暴れたり噛み付いたりするんだよ。障子に穴を開けても、やたら噛み付いても、犬のごはんを盗んでもいいから、とにかく元気になってね。
| 猫たちと… | - | - |
意外な行動
 午後、私がパソコンに向かっていたら、ニッキーがやって来た。今日のニッキーは抜け毛が落ちないように、グレイのシャツを着ていて、私の姿がきちんと見える部屋の片隅で、ダウンの姿勢から足を崩して寝始めた。
 やがて、寒いせいかニッキーは丸くなった。その側にちょびさんがいる。くっついた姿がかわいいな、と思って写真を撮り、私はまたパソコンの画面に向かう。

[写真]丸くなって寝ているニッキーの背中に寄り添って、ちょびも丸くなっている。

 そして。
 しばらくして何気なく目をやると、見たことのない光景が。

[写真]寝ているニッキーの上に、ちょびが乗っかっている!

 寝ているニッキー横腹の上にどっかりと、ちょびが背中をまるめて乗っている!!!

 犬の上に猫が乗る、というのはきっと、両方を訓練すれば可能だと思う。でもニッキーとちょびには、そんな芸を教えたことはない。
 とにかく証拠写真を撮影。デジカメが手元にあってよかった。
 長年犬猫と暮らしているけれど、こんな姿を見たのは初めてだ。びっくり。

 高齢で寒がりのちょびは、人のひざに乗るのが好き。以前は祖父母がちょびにひざを提供してくれたけれど、祖父母が亡くなった今は、ちょびをゆっくりひざに乗せてくれる人がいない。
 寒いから家族の誰かのひざに乗りたい気分だったちょびさんは、代わりに寝ているニッキーの上に乗ってみたのだろう。シャツを着ているせいで何となく人間のひざに近いと感じたのかも。
 他の猫と仲良くできないちょびだけれど、優しいニッキーのことは信用していて、警戒も威嚇もしないで近寄る。ニッキーも先住者のちょびには敬意を払っているのか、こんなことをされても怒りもせず、じっと寝たままだった。
 珍しがって何枚も写真を撮ってしまったけれど、よく考えたら何も珍しくないのかな。ニッキーもちょびも、お互いを家族だと思っている、それだけのことだよね。
 いや、そんな素敵なことでもなくて、ただ寒かったから?
| 猫たちと… | - | - |
大きな犬と小さな猫
 生後8週目に入ったちび猫、ただいま遊び盛り。大事な時期に下痢が続いて、ミルクも離乳食もぎりぎりの少ない量しかあげられなかったので、身体は標準より小さいけれど、元気に遊んでいる。
 いつまで見ていても飽きないその遊びっぷりも、寝ていようと引っくり返っていようと愛らしいその姿も、今が旬!! ちび猫が部屋を走り回るのを、人間達は飽かず眺める。

 でも今日は、さっきまでちょこまか飛び回っていたちびさんが、見当たらない? キッチンの方へ行ってしまったんだろうか。手加減せずに遊ぶココや寒いと機嫌の悪いちょびと遭遇したら、ちょっと危ないよね。私達はそれぞれ目に付いた物陰を覗いてみる。
 その時ニッキーのクレイトの中から、たん・たん・たん・たん♪ としっぽの音が。
 なんとちび猫ちゃんは、寝ているニッキーのあごの辺りでくつろいでいて、猫の大好きなニッキーは、プチ猫パンチを鼻に受けながらしっぽを振っていたのだった。
 静かにそっと動いて、子猫を踏むどころか驚かせることさえしないニッキー。この子は天性の優しさを持っている犬なんだなぁ、と感心した。そしてそれ以上に、ちび猫がプチ猫パンチをそれなりに加減し、ニッキーにゆっくりした動作で寄り添おうとするのに驚いた。しっぽの毛を膨らませて駆け回るいつもの姿とはちょっと違う。
 多分、ニッキーが動作をゆっくりにすると、それにつられて自然に子猫の動作もゆっくりになるのだ。そして柔らかい動作を通して本能的に、ニッキーが敵意のない安心できる相手であることが、ちびちゃんにも伝わっているんだろう。ちび猫はしっぽをご機嫌に立てて、ニッキーの側でリラックス。
 私も同じ。私がつらい時にそっと顔を寄せてきたり、悲しい時に身体を押しつけてしっぽを振ったりするニッキーの動作が、言葉はなくても気持ちを和らげてくれる。犬・猫・人、違う生き物の間で、ちゃんと伝わる気持ちがあるんだよね。

[写真]ニッキー、見守ってます。[写真]子猫、ごはん食べてます。
*写真映りの悪い子達…。ニッキーのアップとお皿からごはんを食べる子猫。子猫の後ろにニッキーの前足がちらっと見えている。
| 猫たちと… | - | - |
食器に…
 のんびりニッキーが唯一、電光石火の早業でする仕事が「ゲットお皿」だ。キッチンや、クレイトの横や、テーブルの上や、時々何故か廊下にあることもある自分の食器を、探して持って来る。食器を持っていけば必ずごはんかミルクをもらえると知っているから、これだけは、今まで一度も間違えたりしたことはない(他の仕事は失敗もあるけど)。
 ところが今日は、クレイトの前に分かりやすく置いてある食器を、何故かくわえようとしない。「お皿」と聞いて鼻と目を同時に使い、すぐに見つけたような動作をしたのに、見えているはずの食器をくわえない。
 ニッキーも歳と共に少しずつ仕事を忘れてしまうのかな。それとも、歯かあごに問題があって食器がくわえられないのかな…と心配していたら。
 意を決したように、ニッキーが食器をくわえあげ、私のところに持ってきて手渡してくれた。戻ってくる足取りも、食器のくわえ方もいつも通り。何の問題もなさそうだ。「グッド!」と言って食器を受け取った。

 すると。
 食器の真ん中に、ぽっちりと、茶色いモノ発見。
 これは…あれだ!
 その場に座り込んで笑い出してしまった。

 ニッキーの食器の真ん中に、何故かちび猫がうんちをしていたのだった。
 ちび猫は、いい感じに丸くくぼんだ食器の中にすっぽり入って遊ぶのが、数日前からお気に入り。今日もニッキーの食器の中で、紐にじゃれて遊んでいた。ちびちゃんはまだ下痢が続いているので、きっと遊んでいるうちに、ぷりっ! と出てしまったんだろう。
 ニッキー…自分の食器にうんちがついていて、ショックのあまりくわえる前に数秒固まってしまったのかも。嗅覚が敏感なのにうんちのついたものをくわえさせられたニッキーに同情しつつ、おかしくて大笑いした。
| 猫たちと… | - | - |
離乳食!
 昨日の夜からミルクをあまり飲まなかったちび猫さん。今日はもう、哺乳瓶を蹴って暴れて、全然飲む気なし。これはもしや…離乳食に移行する時期?
 猫歴の長い我が家は子猫を育てたことも何度かあるけれど、猫用の離乳食を買ったのは初めてだ。20数年前にはそんなもの売っていなかった気がするのに、今はちゃんとペットショップに置いてあって驚く。小さな小さな缶詰。
 猫用ミルクと離乳食を混ぜて小皿に入れてあげると、当然のように食べるちびちゃん。昨日まで上手に吸っていた哺乳瓶から飲むのを断固拒否、今日からはお皿で食べると決めたらしい。本能が教えることといえ、なんと潔く乳離れすることか。
 世話をする人間達は、子猫に何も教えてあげられない。それでも、必要な時には何かのスイッチが切り替わるように新しい行動が現れる。ちびちゃんが進歩するたびに、ちょっと感動してしまう人間達なのだった。
| 猫たちと… | - | - |
ちびちゃん1ヶ月
 拾った時に多分生後5日くらいだったちび猫ちゃん。目が開いたり歯が生えたりした時期から考えても、ほぼ正解だと思う。とすると、ちび猫ちゃんは推定9月25日生まれということになる。
 10月25日、生後1ヶ月おめでとう!
 ずっと続いていた下痢も収まりつつあって、このまま元気に育ってくれそうだ。子猫の下痢は治りにくいので、獣医さんに相談し10日以上ミルクを少なめにしなければならなかった。だから平均的な生後1ヶ月の子猫より体重が軽い。でも、元気は充分。
 猫キック・猫パンチができるようになり、自力で排泄もできるようになった(子猫は最初のうち、親猫が舐めて刺激してやらなければ排泄することができない)。しかも排泄が終わると、前足でがしがしと、土をかぶせる仕草もする。
 こんな小さな身体に、猫として必要なことはみんな受け継がれている。そのことがすごいと思う。
 ニッキーは、同じ部屋に入れても子猫を踏まないように気をつけるので、時々私の目と手の届くところで、一緒に遊ばせる。350グラムの子猫が、27.5キロの犬に猫パンチを繰り出すのも、27.5キロの犬が350グラムの子猫に向かって、前足を伸ばして胸を下げ、しっぽを高く振って「遊ぼう」のサインを示すのも、何だか微笑まずにいられない。
 毎日たくさんの犬や猫が「処分」されていることを思えば、捨てられていた1匹を助けても無意味だと言う人もいる。でも、やっぱり縁のあった命が助かって、育ってくれて嬉しい。
 おめでとう、ちびちゃん。幸せな猫になるんだよ。

[写真]携帯で写真にデコレーション、「祝・生後1ヶ月」。
| 猫たちと… | - | - |
日一日と
[写真]今日の子猫、毛布にくるまってこっちを見ている。

 前回の写真から3日後の今日撮影した写真。
 3日あればこんなに変化する子猫。哺乳瓶を両前足で押さえることも、動く人を目で追うことも、上手になった。本日の体重250グラム(順調な成長・でもこの体重は犬たちの1パーセント以下!)。
 今日は下痢をして、初めての動物病院。まだ薬は使えないので、ミルクに混ぜるように、初乳の成分が入っているというサプリメントをもらった。早く元気になってね。
 生まれてからまだ2週間くらいしか経っていないのだから、1日がとてつもなく長いんだろうな。1日で成長が分かる。1日1日、日差しや、音や、違う部屋に行くことや、よちよち歩きで歩くことや、人や犬や猫と接することや…この子に必要な経験をさせてあげよう。大切な1日だものね。
 シニア年齢になったニッキーとの1日、これから長く続ける仕事を覚えている段階の候補犬との1日、それに他の猫たちの1日も、それぞれ大切。子供の頃や楽しかった学生時代やあの留学時代に比べたら、ずっと短くなってしまった私自身の1日も、大切に過ごさなくては、なんてことも思う。
| 猫たちと… | - | - |
CALENDAR
SMTWTFS
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>


↑応援してくれたら嬉しいです。

SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
| 1/4pages | >>
このページの先頭へ